東京Vユースは決めきれず準優勝
後半開始と共に得意の細かいパスワークでゴールに迫る東京ヴェルディユース。しかし、守護神松本を前にゴールを決めることが出来ない。一方、前橋育英は無尽蔵のスタミナで、93番高沢颯を筆頭にプレッシャーをかけ続ける。すると、後半6分2番飯島陸が相手のDFラインの隙を突き、ボールを引き出しGKと1対1を迎えるとこれを冷静に決め2-0とする。このままスコアは動かず前橋育英が激戦を制した。東京ヴェルディユースは全体的に技術のある選手を揃え、ゴールに迫るも決めきれず、前橋育英の不屈の精神の前に敗れた。
両者どちらも質の高いプレーを見せ、数々の強豪チームが出場する和倉ユース大会のファイナリストに相応しい戦いぶりだった。
(文・写真 石津大輝)