前半を2-0で折り返した創価は落ち着きを取り戻し、得意のポゼッションが安定する。どうしても得点がほしい都立保谷は2人選手を交代し、巻き返しを図る。後半12分。創価のコーナーをクリアした都立保谷はそのままカウンターを仕掛け一気に相手陣地に迫りGKと1対1になるが、これは創価の守護神宮本がセーブ。ピンチを切り抜けた。

 後半17分。自陣地の高い所からのフリーキックを得た創価はGK・宮本泰誠 がキッカーに。一直線に伸びたボールを6番・秋山光一が頭で合わせるが、惜しくもゴールを外れる。

 後半19分。都立保谷は右サイドからのスローインを繋ぎ、14番・小林洸大が振り向きざまにミドルシュート。これが左のサイドネットに突き刺さり2-1。反撃の狼煙をあげる。

 これを見た創価・金子監督が動く。
1年生MF茂山に代えて3年生の飯島佳祐を投入。
すると対する都立保谷・江口監督も、運動量の落ちてきた11番・青柳徹に代えて16番・柳田を投入。両者勝負を仕掛けていく。

 後半25分。創価GK・宮本泰誠 がペナルティエリアを飛び出してクリアしたボールが一気に都立保谷のゴール前へ。そこへ走りこんだ10番・望月響がドリブルからシュートを放つが、これは都立保谷GK安部がガッチリとキャッチ。

 どちらも守備陣が集中を切らさず、拮抗した試合が続いていたが、後半34分。都立保谷がボールを奪うと、創価の守備が一瞬乱れたところを見逃さず10番・五十嵐彰大の絶妙なパスを交代で入った16番・柳田詞音がシュート。しかしこれは惜しくもゴールを割ることはできず、同点のチャンスを逃してしまう。

 対する創価も後半34分。中盤で8番・鈴木がボールを奪うと、この日1ゴール1アシストとノッている10番・望月響へ。ドリブルからシュートを放つた望月響だったが、疲労からかシュートに力がなく、得点にはいたらず。

 その後も都立保谷創価ゴールを攻め続けたが、得点を奪うには至らず試合終了。最後までリードを守りきった創価が勝利し、開幕2連勝を飾った。

▽2015年シーズン日程・結果
2015年 東京T4リーグBブロック

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