東京実業が3-0で大森学園に勝利し2回戦へ

 4月9日、平成29年度 関東高校サッカー大会 東京都予選1回戦駒沢補助競技場で行われた第1試合、東京実業大森学園は10時にキックオフ。小雨の影響で球足が速くコントールが難しくなる中で両チーム共、後方のビルドアップから攻撃を組み立てる。ゲームが動いたのは前半26分。中央バイタルエリアでボールを受けた東京実業FW9番中村有来が巧みなドリブルで相手を引き付けゴール前フリーのFW10番鈴木大翔へパス。ファーストタッチでうまくボールを運び落ち着いて沈めて先制点。得点後は東京実業が主導権を握りゲームを進めるがスコアは動かず後半へ。
 後半4分に東京実業はCKから10番鈴木大翔が頭で合わせるがこれは大森学園DFがライン上でクリアする。6分にも東京実業、FW11番赤松正典が前線でボールを奪い敵陣に深くに侵入。マイナスのクロスを9番中村有来が合わせてリードを広げる。早く追いつきたい大森学園は19分に遠目からのFKで中に送ったボールにDF2番坂隼が頭で合わせるも惜しくもゴール上へ。大森学園は10番秋元悠真とFW9番平木拓海にボールを送るが東京実業の牙城を崩せずにいると30分に東京実業9番中村有来のドリブルシュートをGKがはじいたところを8番F山崎留観が押し込んでゴール。その後スコア動かず東京実業が2回戦へコマを進めた。

(文・写真 佐々木竜太)