浦和レッドダイヤモンズユースが無失点優勝

 イギョラカップ決勝は「矢板中央vs浦和レッドダイヤモンズユース」。優勝を懸けた一戦は15時05分にキックオフされた。試合開始直後から浦和レッドダイヤモンズユースはサイドをギリギリまで広く使って、攻めていく。均衡が破れたのは14分。長倉幹樹が右サイドを上がり逆サイドから入り込んだシマブクにパス。シマブクカズヨシは少し斜めにカーブしたシュートを放つとこれがゴールネットを揺らし先制点を奪取。さらに23分にはCKを獲得した浦和レッドダイヤモンズユースはDF荻原拓也がコーナーから直接狙いそのままゴールを決め追加点を奪う。更に長倉が受けたボールをダイレクトシュート。これが見事に決まり、一気に3点を奪い矢板中央を突き放す。一方、追いかける矢板中央は眞島聖弥と板橋幸大が左サイドを使い、相手のマークを崩そうと猛攻をしかけるが、パスが一歩遅く繋がらず、センターから進めない。そして、そのまま前半は終了。矢板中央が後半に巻き返すのか、それとも浦和レッドダイヤモンズユースがこのまま逃げ切るのか。

【次のページ】 後半戦に突入