勢いを増す創価は35分、クロスをヘディングでたたきつけたのは11番小野鈴音。これも見事に決まり6-0。続けざまに38分、2番原大輔が右サイドから中へ仕掛け、10番茂山秀雄へ。中央で受けた10番茂山秀雄がインフロントで放ったダイレクトシュートは、美しい弧を描きGKの頭上を越え左サイドネットへ吸い込まれるビューティフルゴール、7-0。極めつけは後半ロスタイム創価、右コーナーのこぼれ球を11番小野鈴音が低い弾道のシュートを右サイドネットへ突き刺し、後半から途中出場でハットトリックを達成、8-0とする。

 ここで試合は終了。前半善戦するも後半息切れした都立神代を下した創価が、2回戦進出を決めた。

(文・写真 甲斐雅人)