まだまだ攻撃の手を緩めない海城は後半30分。裏へ抜け出た11番渡邉安梧がこの日4点目を決め6-0。一方、6点のビハインドとなった都立秋留台も意地を見せる。スリッピーなピッチコンディションもあり、海城ディフェンスも縦に速い都立秋留台の攻撃に苦戦。惜しいシーンを何度か作り出した都立秋留台だったが、あと少しの所で噛み合わない。逆に同27分、海城は右コーナーキックを後半からキャプテンマークを巻いた7番向井怜志がボレーで合わせてゴール。さらに、同37分にも海城は左クロスを中で受けた途中出場の20番小林弘輔がGKを交わし落ち着いて決めて8点目をゲット。試合は結局、8-0で海城が勝利し2回戦に駒を進めた。

 

(文・写真 甲斐雅人)