前半をこのまま1-0の昌平リードで折り返すと後半立ち上がり、武南がチャンスを作る。後半6分、右サイドを突破しクロスを送るとファーに流れフリーの16番MF鶴田雄大へ。左足をふり抜くもボールは惜しくもゴール右へ。立て続けに8分。武南7番MF桜井潤人が2人を相手に個人技で中央突破。そのままシュートもGK横っ飛びでリスティング、立て続けに決定機を逃してしまう。

 膠着状態が続くが後半22分。昌平6番DF関根浩平のロングフィードに抜け出したのは5番DF塩野碧斗。相手DF前でヘディングによるトラップからそのままの勢いで中央へ。ゴール正面から左足で豪快に突き刺し2-0とする。同28分、またしても昌平。中盤でボールを奪うと早い攻撃から中央で10番MF渋屋航平と17番FW森田翔がワンツー。リターンを受けた10番MF渋屋航平が左足で蹴り込み3-0と突き放す。後半ロスタイムにはスルーパスに抜け出した昌平10番MF渋屋航平がGKとの1対1を落ち着いて決めこの日2点目のゴール。試合はこのまま終了し、4-0と選手層の厚さを見せつけた昌平が勝ち点3をもぎ取った。

 

(文・写真 甲斐雅人)