先制を許したSC相模原ユースだったが、21分に左からの低いクロスに右WGの10番熊切航平が体を投げ出し押し込み同点とする。同点に追いつかれた木更津総合は先制弾のファイター54番本吉洸輝とFW63番白鳥翔希が豊富な運動量で裏に飛び出しゴールに迫る。 SC相模原ユースはCBコンビを組む33番清川航と高さのある36番高橋仰が粘り強く対応し中盤22番青木諒志にボールを集め右SBの43番木村海大のドリブル突破で相手陣地に侵入し攻め立てる。スコアが動いたのは後半15分のセットプレー。左サイドからのFKをSC相模原ユースの43番木村海大が右足で放ると頭ひとつ飛んだ36番高橋仰が叩き込み逆転に成功。その後も両チームチャンスを迎えるがものにできず終了のホイッスル。納得のいく内容といかなくても地力で勝ち点3を奪ったSC相模原ユースが決勝リーグで2勝目をあげた。
(文・写真 佐々木竜太)