しかし後半終盤になると帝京大可児も少しずつボールを繋ぎ始めチャンスを作っていく。後半23分にはゴール前を崩しクロスに反応し無人のゴールに押し込んだように見えたが絶好のチャンスをものに出来ない。28分にはドリブルで仕掛けフリーでシュートを放つがこれもゴール上。

 最後まで両チーム得点ならず。前半は豪雨、後半は気温も上がり灼熱の中とコンディションの悪い中決着がつかず、サドンデスのPK戦となる。1本目、市立船橋が先攻で帝京大学可児のGK藤間広大がセーブすると、帝京大可児はきっちり決め準々決勝進出を決めた。

 

(文・写真 小林優介)