前半に続き、立ち上がりから帝京第三ペースで試合は進む。後半8分、帝京第三の7番小林龍太のクロスを13番星野佑弥がニアで合わせるもキーパーに阻まれる。一方、まずは1点を返したい甲府商は同12分、7番伊東賢吾がシュートを放つもキーパー正面。その後も甲府商が何度か攻めこむも帝京第三の固い守備を破れない。追加点を狙いたい帝京第三は同27分、11番小林颯耶が倒されFKを獲得。これに8番平田和也が合わせるも枠を外れゴールならず。同32分、帝京第三は14番鈴木健人が左足で強烈なシュートを放つもGK奥野勇太にはじかれる。帝京第三が猛攻を見せ、甲府商GK奥野がビッグセーブを連発しゴールを守るも、最後まで攻撃陣が相手ゴールを割れずに試合終了。3-0で勝利した今夏の全国総体16強の帝京第三が準決勝進出を決め、11月11日に韮崎と対戦する。
( 文・ 写真 金澤涼雅)