夏のような暑さだったが、後半のピッチに戻る両者に疲れた表情はなく、気合十分に見えた。そんな中開始された後半5分、最初のチャンスは山梨学院大附FW10番谷川晃太、強烈なシュートを放つもDFがブロック。続いて後半8分、見事なワンツーで抜け出した山梨学院大附MF8番保井紘和がミドルシュート。これがDFにあたりコースが変わりゴールに吸い込まれる。
前半はサイドからカットインしながらの連携等で攻撃をしていた山梨学院大附だが、後半はこのMF8番保井紘和が豊富な運動量と的確な判断で攻撃のチャンスを作っていく。
2対1で追う状況となった厚木北。後半9分MF6番鈴木達也のパスにDFの裏をかいたFW18番本名智紘がシュートを放つもこれは惜しくもゴール右。
一方、山梨学院大附は後半36分、後半から入ってきたFW11番逢坂翔平が驚くようなスピードで裏に走り抜けクロスを上げるも、これは得点にはならず。続いて後半39分、相手GKとDFの間に落ちたボールにFW11番逢坂翔平が持ち前のスピードでプレスをかけると、チャンスになりかけるもギリギリの所でクリアされる。
そしてここで試合終了のホイッスル。山梨学院大附が2-1で勝利を納め次戦へ駒を進めた。
1点を追う状況で、ボールを奪ってからゴールに迫る気迫とスピードは迫力があった厚木北であったが、最後まで追いつくことは出来なかった。対する山梨学院大附は後半から出たFW11番逢坂翔平、MF16番佐野太志が最後まで全力でプレスをかけるなど抜け目がなかった。
▽大会日程・結果平成27年度第58回関東高校サッカー大会