13日、高校サッカー総体東京都予選2次トーナメント2回戦。この日ベスト4進出をかけて関東大会東京都王者の関東一早稲田実業が激突した。

 自慢のポゼッションサッカーを繰り広げリーグ戦でも安定した戦いを見せる関東一に対するは、1回戦で100分間に及ぶ激戦の末、東海大菅生を破り勝ち上がってきた早稲田実業。駒沢補助競技場にて行われたこの一戦は試合終了のホイッスルが鳴るまでどちらに転ぶか分からない、白熱した好ゲームとなった。

 序盤から関東一は細かく繋いで攻撃を組み立てるが、早稲田実業は徹底した寄せの速さと、球際の強さをみせ、今ひとつ関東一は攻撃のリズムを作り出せず、らしくないパスミスが目立つ。

 それでも先に決定機を迎えたのは関東一。前半8分、ゴール前やや左のPA付近でFW高橋快斗(3年)が倒され、絶好の位置でフリーキックのチャンスを獲得する。MF冨山大輔(2年)の蹴ったボールはカーブを描きながら、しっかり枠をとらえるが、ここは早稲田実業GK紫竹隼也(3年)が辛うじてはじき出しゴールを許さない。23分には関東一のMF冨山大輔(2年)のシュートのこぼれ球に素早く反応したDF大須賀琢真(3年)が詰めるも、シュートはわずかに逸れる。チャンスを作り出すも、あと一歩のところで早稲田実業も踏ん張り、結局両チームともにスコアレスのまま前半を終える。

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