後半立ち上がりからチャンスを作ったのは矢板中央。MF8番江口隼人の突破からGKと1対1を作りシュートもボールはポストに当たりノーゴール。肝を冷やした日本航空だったが、徐々にマイボールの時間を増やしリズムを掴んでいく。後半19分、日本航空はカウンターからMF9番中尾大我がドリブルで持ち上がると最後は途中投入MF14番遠藤拓人が右足でフィニッシュもボールはゴール左へ逸れる。その後も押し気味に進めるのは日本航空だったがなかなか決定機に至らず。逆に試合終了間際の同45分矢板中央、カウンターから途中投入のMF18番山下育海がペナルティエリア内右でキープ。マークに付いた相手ディフェンスを股抜きで交わすと逆サイドネットへシュートを叩き込みトドメの一撃で2-0。試合はこのまま終了し、山梨県代表の日本航空を下した栃木県代表の矢板中央が、来季プリンスリーグ関東昇格を決めた。

( 文・写真 甲斐雅人)