本格的な新チーム始動が目立つ高校サッカー界。高校サッカードットコムでは新シーズンに飛躍を見据える全国の強豪校を紹介する。

【vol.5前橋育英(群馬)】
 名将山田耕介監督に率いられ、黄色と黒の縦縞が特徴的なユニフォームから“上州の虎”と評される屈指の強豪校前橋育英。2014シーズンはU-17日本代表MF鈴木徳真、MF渡邊凌磨の2枚看板を擁して全国へと挑んだ。

 伝統的な4-4-2の布陣からポゼッションサッカーを志向し、完成度を高めてきた1年。前述の2人に加え、国体経験のあるMF関戸裕希やFW青柳燎汰、MF坂元達裕ら個性豊かな前線のタレントが抜群のコンビネーションで攻撃を繰り出すと、一方の守備面でもロングフィードに定評があるGK吉田舜をはじめ、足元の技術に長けるDF陣が顔を揃える。トップクラスの選手層を誇った今シーズンは日本一に大きな期待が集まっていた。

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