また、代名詞でもあった一発勝負のトーナメントにおいて発揮される強さも影を潜める。関東大会東京都予選では3回戦で都立東久留米総合に完敗すると、総体では2次予選1回戦で関東一に競り負けいずれも早期敗退。とどめは3連覇を目指した選手権、なんとか4強まで駒を進めるも準決勝で都立三鷹中等教育学校に屈し、苦悩のシーズンを終えた。

 全国はおろか、それ以前に東京で勝つことの難しさを改めて感じた1年を過ごした修徳にとってチーム浮上の鍵は精神的な部分にあるのではないか。チームのモットーである「最後まで諦めない」気持ちがイレブンに定着することこそがかつてのような強さを取り戻す近道なのかもしれない。2014年シーズンの低迷を乗り越え、強い修徳が戻ってくるシーズンとなることを期待したい。

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