本格的な新チーム始動が目立つ高校サッカー界。高校サッカードットコムでは新シーズンに飛躍を見据える全国の強豪校を紹介する。

【vol.20修徳(東京)】
 これまで元日本代表北澤豪氏ら数多くのプロ選手を生み出してきた伝統を有し、近年は著しく東京における高校サッカーを牽引してきた強豪校修徳にとって2014年シーズンはまさに屈辱の1年となった。

 堅守速攻をチームの方針として掲げ、最後まで決して諦めない不屈の精神力を背景に、一発勝負のトーナメント戦で発揮する強さに定評がある修徳。一昨年の2013年に行われた選手権ではそれまで2度阻まれていた3回戦の壁を乗り越え過去最高となる8強に名を連ねるなど好成績を収め、さらなる飛躍を誓い挑んだ2014年シーズンであったが苦戦が続いた。

 2年時から主力として活躍し、全国を経験したMF小野寺湧紀を中心にチーム作りが進められるも、1年での1部復帰を目指したリーグ戦では開幕から負けが込み、18試合で4勝13敗1分けの9位。これまでチームの基盤となってきた守備力は明らかに精彩を欠き、リーグワースト2位の43失点を喫した結果、3部降格の憂き目にあった。

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