FW小川航基
高校サッカー界を沸かせた高校のスター選手たちが今年も数多く、「高校→プロ」の道を辿りJリーグの舞台に挑戦する。日本サッカー界の未来を担うであろう今後の彼らのプロ生活に期待したい。
ジュビロ磐田のFW小川航基は世代ナンバーワンFWの名に違わぬ活躍を高校年代のサッカー界で披露。U-18日本代表として7月に中国にて行われたPanda Cup 2015で得点王を獲得すれば、桐光学園でもチームを夏冬連続全国出場に導く。2015年シーズンのプリンスリーグ関東においては、郡大夢(東京ヴェルディユース)、前田大然(山梨学院大学附)、遠藤渓太(横浜 F・マリノスユース)ら5選手が12ゴールで並んで得点王に輝いた。Jリーグではどういった活躍をみせてくれるのか。
また、強靭なフィジカルとゴール前での落ち着いた高い技術を持ち年代別代表にも選出されたFW一美和成は来季からプレミアリーグWESTで戦う強豪・大津で共に戦ったDF野田裕喜とガンバ大阪でプロ生活をスタート。第94回全国高校サッカー選手権大会4強の青森山田からは強固な守備を築いた187cmと長身のDF常田克人、そしてMF神谷優太がプロ入り。「東京ヴェルディユースから青森山田へ」、異色の経歴を持つ神谷は出場した第94回全国高校サッカー選手権大会では惜しくも準決勝で敗退となったものの、初戦となった大社(島根)戦、そして続く2回戦の聖和学園(宮城)戦で2試合連続ゴールをマークしチームの勝利に貢献した。