7年ぶりの選手権を目指す帝京

 「全国高校サッカー選手権東京予選」の2次予選Aブロック、Bブロックの準決勝が'聖地''西が丘で11月5日、6日の両日で行われ両ブロックのファイナリストが決定した。

 まずはAブロック。早稲田実業との準々決勝では試合終了5分前で2点のビハインドを背負いながらも見事な逆転勝ちで4強入りを決めた今年度の総体東京予選覇者の関東一と2年連続のファイナリストで25年ぶりの優勝を狙う堀越の一戦は前半に篠原友哉、冨山大輔のゴールで2点を先取した関東一が、後半にも追加点を挙げ3-1で勝利し初優勝に王手をかけた。全国総体4強、東京3冠を引っ提げ臨んだ前回大会は選手権予選Aブロック準々決勝堀越に敗れ涙を飲んだ関東一が見事に雪辱を果たし優勝に前進した。
 4年ぶりに決勝進出を果たした関東一と12日の決勝で激突するのは関東大会東京予選準優勝校で今季のT1リーグ覇者の成立学園。決勝を懸けた都立東久留米総合との準決勝では西羽開の決勝ゴールによって1-0で勝利し決勝に駒を進めた。T1リーグで共に戦う両校が選手権東京予選決勝の舞台で激突する。尚、リーグ戦の対戦成績は関東一の1勝1分けとなっている。果たして冬の選手権の舞台に立つのはどちらの高校となるのか。

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▽第95回全国高校サッカー選手権東京予選
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