選手権初出場を決めた関東一

 「全国高校サッカー選手権東京予選」の2次予選Aブロック決勝が行われ関東一成立学園を下し選手権初出場を決めた。

 全国総体4強、東京3冠を引っ提げ臨んだ前回大会の選手権予選Aブロック準々決勝堀越戦から1年。今大会では準決勝で見事にその雪辱を晴らし決勝(レポート)に駒を進めた関東一。迎えた決勝では林健太のオーバーヘッドによって先制した関東一が1-0で関東大会東京予選準決勝(レポート)で敗れた今季のT1リーグ覇者・成立学園を下し選手権初出場を決めた。
 今大会、2次T2回戦からの登場となった関東一は初戦の昭和第一学園との一戦では根本佑らのゴールで5-0で快勝。続く準々決勝では試合終了5分前で2点のビハインドを背負いながらも見事な逆転勝ちで早稲田実業を退け準決勝に駒を進めた。そして、決勝を懸けた2年連続のファイナリストの堀越との一戦では篠原友哉、冨山大輔らのゴールによって3-1で勝利した。

 決勝で殊勲の決勝点を挙げた林は、「インターハイで市立船橋(千葉)に負けたそのリベンジを果たしたい」と早くも全国を見据える。激戦区・東京を制した王者として、来たる全国でも「カンイチ」の名を轟かせることはできるのか、大いに期待したい。

関東一
決勝 vs成立学園 1-0
準決勝 vs堀越 3-1
準々決勝 vs早稲田実業 3-2
2回戦 vs昭和第一学園 5-0
得点者 2得点:冨山大輔、小関陽星、篠原友哉、林健太 1得点:石島春輔、根本佑、堤優太、鈴木友也

▽第95回全国高校サッカー選手権東京予選
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