8月17日から8月18日にかけて、千葉県成田市内で1泊2日の中学1年生を対象とした第1回JOGARBOLAカップを行い、特に選手に大きな怪我もなく大会を無事に終えることが出来ました。

 同大会は全8チームが参加し、大会1日目に予選リーグを行い2日目に順位決定戦を開催し、成田SC(千葉)の優勝で幕を閉じました。当たり前ですが、中学1年生はまだ体ができてないのでロングボールの飛距離が短く、フィジカルコンタクトの回数が少ない印象でした。しかし、そのかわりにショートパスを主体とした止める、蹴るやドリブルでボールを運んだりと「おっ」と思わせるプレーも多々あり将来が楽しみな選手もいました。

 今大会2日間、現場を見て感じたのは、選手たちが勝ちたいと思えるような試合環境作りの大切さです。2チームでの練習試合ももちろん大事で必要なことだと思いますが、複数チームがいる中で勝ち負けに拘って優勝を目指すことや勝ちたいというモチベーションを持つことはその後の子供たちの成長にも繋がっていくと思います。大会を通して、子供たちがサッカーを楽しむ姿をみて、今後、微力ながらも日本のサッカー界に貢献できるようにこういった大会を発展させていきたいと切に感じました。

(文・写真 佐々木竜太)