いよいよ9月14日から第93回全国高校サッカー選手権大会東京都大会、2次トーナメントが幕を開ける。
1次予選を勝ち上がった32校に加え、2次トーナメントから登場となる24校、合わせて56校がA、Bの2つのブロックに分かれて全国を目指す今大会。9月14日の開幕を前にブロック別に戦力をみてみよう。

画像は総体予選より

■Aブロック展望
シードに入った駒澤大学高等学校関東一暁星高等学校国士舘の4校を中心に勝負が繰り広げられるであろうAブロック。その中でも大本命はやはり駒澤大学高等学校か。今年度総体で初優勝を飾ったチームは、T1リーグでも好調を維持。組み合わせからしても西が丘行きの確率は非常に高いだろう。ベスト16入りを果たした4年前、第89回大会以来の全国出場を狙う。

その駒澤大学高等学校に続くは、総体ではベスト4入りしたもののあと一歩のところで全国を逃した国士舘。同じくベスト8に終わった関東一暁星高等学校。この3つのシード校が挙げられる。

まずは国士舘。Tリーグでは思うように結果が出ていないという現状は一抹の不安であるが、“堅守速攻”は健在。トーナメントに強いという特性も好材料だろう。総体ではレベルの高いパスサッカーで修徳を破るなど勝ち上がりを見せた関東一、そして古豪復活を期す暁星高等学校の2チームを加えた3つのシード校はどこまで駒澤大学高等学校に食らいつくことができるか。

さらに1回戦からの登場となる東海大高輪台修徳、そして1次予選から勝ち上がりを見せた東海大菅生も可能性は十分。特に3年連続での全国を狙う修徳には注目が集まる。総体ではベスト16で敗退、さらにTリーグでは低迷が続くなど今季は苦戦が続くが、名門のプライドを賭け臨む今大会の目標は間違いなく全国出場。関東一と戦うことが予想される西が丘を賭けた準々決勝が大きな山場となるだろう。 

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