14日に開幕した第93回全国高校サッカー選手権大会東京都大会もいよいよ戦いは次のステージへ。2回戦全16試合を大展望!第1弾はAブロック4試合!

■駒澤大学高等学校対都立西

 王者駒澤大学高等学校がいよいよ今大会初戦を迎える。総体では無類の勝負強さを見せつけ初優勝を飾ったチームの基本フォーメーションはT1リーグ得点ランキングトップを独走するFW安藤丈を最前線に据える4-4-2の布陣。堅守を軸に連動性のある強力なプレスから勝ち上がったスタイルはT1リーグでも健在。昨年はあと一歩のところで全国を逃した赤黒軍団の4年ぶりの全国を懸けた戦いが始まる。対するは“挑戦者”都立西。1回戦では下馬評を覆し東海大高輪台に延長戦の末劇的な逆転勝利を挙げて駒を進めてきた。1回戦に続く下剋上の鍵は守備陣の踏ん張り。主将を務めるGK佐々木祥彦を中心に前半から積極的に前に出でくるであろう駒澤大学高等学校の攻撃に耐え、後半に勝負をかけるゲームプランが理想。

■東京実業対都立三鷹

 早稲田実業との“実業ダービー”をPK戦の激闘を制して勝ち上がってきた東京実業の2回戦。昨年2つのPK戦を経て、西が丘の舞台まで上り詰めたチームは今年もその再現を目標にまずはこの2回戦突破を狙う。その東京実業の前にはだかるは格上T1リーグに所属する都立三鷹中等教育学校。1回戦では日体大荏原を前半の2ゴールで下しこの2回戦に臨む。9月18日のTリーグ第16節では、成立学園に3対0の快勝を収めるなど好調を維持している印象。当然負ければ終わりの一発勝負、接戦が予想される。

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