3年ぶりに愛媛を制した松山工。今季は総体の県予選準決勝敗退にはじまり、プリンスリーグ四国でも苦戦。開幕7戦未勝利と負けが先行し最終順位も7位と振るわなかった。それでも集大成となる今大会では怒涛の勝ち上がりを披露。全4試合22得点3失点の成績で2012年以来となる優勝を飾った。そんな松山工が誇る最大のストロングポイントは攻撃力。揃って県予選得点王に輝いたエースFW野川稀生とスーパーサブの役割を担うFW大木秀仁の2人を中心に、県予選決勝帝京第五戦では9ゴールを奪うなど、秘める爆発力は全国でも期待大。

 迎える本大会、まずは初戦突破を目指し、丸岡(福井)と対戦する。

第94回高校サッカー選手権:松山工チームデータ

■年、回数:3年ぶり5回目
■選手権における最高成績:8強(1965年度)
■創部:1947年
■部員数:75名
■監督:坂本哲也
■主なOB:中野圭(FC今治)
■予選結果
決勝:9-1 vs 帝京第五
準決勝:2-1 vs 松山北
準々決勝:9-1 vs 新居浜西
2回戦:2-0 vs 大洲

▽2015年高校サッカー選手権愛媛大会結果
高校サッカー選手権愛媛大会結果