今季の大分県タイトルを総なめにした王者が4年ぶりの全国へ。新人戦に始まり、総体、県リーグ、そして選手権を立て続けに制した大分は2011年度にマークした4強越えを目指す。今大会予選では全5試合15得点2失点の成績で優勝。MF佐藤碧のハットトリックなどで大勝を飾った3回戦国東戦を経て、続く準々決勝の大分工戦ではMF永松涼介の決勝弾により辛勝。その後は準決勝で昨季総体優勝校・柳ヶ浦を、決勝で大分西を連破して頂点に駆け上がった。

　大分の初戦は31日、矢板中央（栃木）との対戦。等々力陸上競技場を舞台にまずは初戦突破といきたいところだ。

第94回高校サッカー選手権：大分チームデータ

■年、回数：4年ぶり8回目
■選手権における最高成績：4強（2011年度）
■創部：1957年
■部員数：62名
■監督：朴英雄
■主なOB：内村圭宏（コンサドーレ札幌）
■予選結果
決勝：3-1 vs 大分西
準決勝：2-1 vs 柳ヶ浦
準々決勝：1-0 vs 大分工
3回戦：5-0 vs 国東
2回戦：4-0 vs 大分上野丘