“最後の国立”で頂点を極めた富山県チャンピオンは今大会に王座奪還を期す。全国出場を逃した昨季に引き続き今夏もインターハイ出場を逃すなど結果の伴わない時期が続いたが、それでもプリンスリーグ北信越では上位争いを繰り広げるまでに成長を遂げた。満を持して迎えた県予選は準決勝の総体代表校の水橋戦ではPK戦にまでもつれるも接戦を制し、決勝では2-0で富山東を退けて選手権出場を決めた。確かな手応えと大きな期待を胸に全国へと挑戦する。

 注目の初戦では、1月2日に日章学園(宮崎)と対戦する。

第94回高校サッカー選手権:富山第一チームデータ

■年、回数:2年ぶり26回目
■選手権における最高成績:優勝(2013年度)
■創部:1960年
■部員数:122名
■監督:大塚一朗
■主なOB:西村拓真(べガルダ仙台)、中島裕希(モンテディオ山形)
■予選結果
決勝:2-0 vs 富山東
準決勝:0-0(PK:4-3) vs 水橋
準々決勝:4-0 vs 高岡第一
3回戦:21-1 vs 魚津
2回戦:12-0 vs 高岡

▽2015年高校サッカー選手権富山大会結果
高校サッカー選手権富山大会結果