先日閉幕した第94回全国高校サッカー選手権大会。高校サッカードットコムでは各地域別に今大会の活躍を振り返る!第2弾は【関東編】!

写真は決勝戦より:共同 「決勝弾に沸く國學院久我山/背番号13戸田佳佑」

 1998年大会、帝京が準優勝に輝いて以来17年もの歳月を経て、近年苦戦を強いられていた東京勢が揃って躍進。3年連続の出場となった國學院久我山(東京)は、広島皆実(広島)、青森山田(青森)らを次々と撃破して準優勝に。これまでの最高成績を塗り替える快進撃を果たすと、「美しく勝て!」をモットーに標榜するサッカースタイルはもちろんのこと、文武両道を掲げる学校方針など様々な側面からスポットライトを浴びた。また、5年ぶりの選手権出場となった駒澤大学高等学校(東京)も開幕戦勝利を機に初の8強入り。チームの生命線である激しく連動性の高いプレッシングは全国でも冴え渡り、2度目の選手権で躍進を遂げた。

 続いて、桐光学園(神奈川)、前橋育英(群馬)、市立船橋(千葉)といった全国屈指の強豪校をピックアップ。激戦区神奈川を勝ち抜いた桐光学園は3回戦、青森山田を相手に痛恨の逆転負けを喫し大会を去った。それでも2試合で4ゴールを挙げたU-18日本代表FW小川航基を筆頭に、MFイサカゼインら大会を盛り上げた好選手達は次なるステージでの活躍も期待される。また、大津(熊本)と対峙した2回戦屈指の好カードを激戦の末制した前橋育英は8強入り。前回大会涙を飲んだ決勝のピッチへと辿り着くまでには至らなかったが、FW横澤航平らを擁した“上州の虎”は全国の舞台で牙を剥いた。さらに、6度目の日本一を目指した市立船橋は3回戦敗退と早すぎる終戦。昨夏決勝の再戦となった3回戦では東福岡(福岡)にPK戦の末惜敗するも、その戦いぶりからは事実上の決勝戦であったとの声も少なくない。

 最後に夏冬連続出場となった帝京三(山梨)は1990、1994、1995年度に続く4度目の16強入り。MF村上光樹は5ゴールを挙げて大会得点王に輝くなどチーム浮沈のカギを握った持ち前の攻撃力は全国でも存在感を放った。プリンスリーグ関東昇格が決まっている来季も更なる躍進が期待できそうだ。

▽各校結果は以下の通り
明秀学園日立(茨城)・・・2回戦
矢板中央(栃木)・・・3回戦
前橋育英(群馬)・・・8強
正智深谷(埼玉)・・・2回戦
市立船橋(千葉)・・・3回戦
國學院久我山(東京A)・・・準優勝
駒澤大学高等学校(東京B)・・・8強
桐光学園(神奈川)・・・3回戦
帝京三(山梨)・・・3回戦

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2015年 第94回全国高校サッカー選手権