FC東京内定のGK廣末陸(青森山田)

 今年も12月30日に開幕を迎える全国高校サッカー選手権大会。東北からは青森山田(青森)、遠野(岩手)、秋田商(秋田)、聖和学園(宮城)、山形中央(山形)、尚志(福島)が12月30日から始まる全国大会に出場する。

 青森プレミアリーグEAST所属でプロ内定のGK廣末陸、MF高橋壱晟らを擁する青森山田(青森)が20年連続での選手権出場を決めた。岩手予選では4年連続で遠野(岩手)が選手権の切符を掴んだ。11大会連続で選手権初戦敗退と全国で苦しむ秋田県勢は秋田商が2年連続で予選を制し全国へ。大会初戦では滝川第二(兵庫)と戦う。宮城予選では3年連続で聖和学園が制し、今年も全国の舞台にやってくる。前回大会は野洲(滋賀)との初戦で7-1で大勝したが、2回戦では0-5で青森山田に敗れ全国の舞台を去った。今大会の宮城予選決勝では1点差に詰め寄られるも仙台商の猛攻をしのぎ、全国への切符を手にした聖和学園は12月31日に三重海星(三重)との初戦に臨む。

 山形予選山形中央が制し、3年ぶり7回目の出場となる一条(奈良)と全国の舞台で戦う。さらに福島予選では4戦無失点で制した尚志が3年連続で制し全国選手権に出場する。

▽東北
青森予選青森山田(20年連続22回目)
岩手予選遠野(4年連続26回目)
秋田予選秋田商(2年連続42回目)
宮城予選聖和学園(3年連続4回目)
山形予選山形中央(4年ぶり11回目)
福島予選尚志(3年連続8回目)

▽第95回全国高校サッカー選手権
第95回全国高校サッカー選手権日程結果一覧