駒澤大学高等学校・高橋勇夢主将
昨年度の全国準優勝の國學院久我山が初戦敗退となった「全国高校サッカー選手権東京予選」の2次予選Bブロックを制したのは昨年度の全国8強の駒澤大学高等学校(東京A※東京決勝終了後、再抽選)だった。
主将の高橋勇夢をはじめ多くの全国8強経験者が残る駒澤大学高等学校は大成、専修大附、東京朝鮮中高級学校、そして帝京と予選を戦い4戦連続完封で東京Bブロックを制した。今年度の駒澤大学高等学校は関東大会予選では東京を制し東京1位代表で関東大会出場を決めると関東大会決勝ではMF服部正也の後半終了間際の劇的なゴールによって八千代(千葉)を下し関東大会を制した。しかし、その後行われた総体予選では関東一に準決勝(レポート)で敗れ夏の全国大会出場を逃し、東京の強豪校が戦うT1リーグは成立学園に制され、3位に終わった。
前回大会の全国8強入りを経て、「今年は色々なプレッシャーがあった」と東京予選決勝(レポート)後に指揮官も語る中、駒澤大学高等学校は見事に2年連続で全国切符をつかみ取った。そして、今冬の全国大会での初戦の相手は高松商(香川)。先月の抽選会で対戦が決まった際に、駒澤大学高等学校の高橋勇夢主将は「相手がどうかではなく自分達がどれだけ良い準備ができるかで結果は変わってくると思う」と語った。都内最多の268名の部員で日本一を目指す駒澤大学高等学校の戦いが間もなく始まる。
■年、回数:2年連続3回目
■選手権における最高成績:8強(2015年度)
■創部:1965年
■部員数:268名
■監督:大野祥司
■主将:高橋勇夢
■主なOB:小宮山友祐(バルドラール浦安)他
■予選結果
決勝 vs帝京 2-0
準決勝 vs東京朝鮮中高級学校 4-0
準々決勝 vs専修大附 5-0
2回戦 vs大成 1-0
※第95回全国高校サッカー選手権東京予選結果一覧
第95回全国高校サッカー選手権日程結果一覧