大野哲煥選手

 千葉県大学サッカーリーグ1部で首位を走る城西国際大サッカー部からついにJリーガーが誕生!城西国際大が誇る不動の守護神、大野哲煥選手が2016年シーズンからジェフユナイテッド千葉へ加入することが決定しました。

 プロ入りを決めた大野選手が大学サッカー部で学んだ事、また大野選手が考える大学の選び方などを元・鹿島アントラーズの佐々木竜太さんがお話を伺ってきました。

――まず、はじめにプロの練習に参加する中でその印象を教えてください。

 プロの練習に参加して、最初はかなり苦労したのですが、何度か練習に呼んでもらって徐々に慣れてきて自分のプレーも出せるようになってきました。今はそんなに問題はなく、あとはどれだけ自分がやれるかだと感じています。

――プロの練習に参加し始めてどれくらい経ちましたか?

 去年も何回か練習に呼んでいただいて、今年のキャンプにも参加しました。ですので、すでに何度か参加しています。練習試合にも、一度出場する機会をいただきました。色々な練習に参加する中で、実際にシュート練習を受けてみて、やっぱりプロ選手の技術は違うなと、感じました。

――高校の時の所属はサンフレッチェユースとのことですが、遠いのにどうして城西国際大学を選ばれたのですか?

 当時、他の大学のセレクションも受けていたのですが、ふとしたきっかけで城西国際大学を見にいく機会があったんです。行ってみると、本格的にサッカー部を強化していくと聞きまして。当時は千葉県2部だったので注目はされていませんでしたが、環境もいいし、監督もすごい方なので、いずれ注目はされるだろうと。ここで活躍すればどこかで見てくれる人がいるだろうと思って、城西国際大学を選びました。

トレーニングをする大野選手

――ここ城西国際大学からプロになりたいって思ったということですか?

 そうですね。最初から思っていました。そういう考えがなかったら大学には進学していませんでした。グラウンドもトレーニングルームも新しくて綺麗だし、寮もクラブハウスから自転車で10分かからないくらいなのでプロを目指すには最高の環境です。

――相当綺麗ですもんね。グラウンドが出来たのは最近ですか?

 そうです。自分たちが入学した年の5月にできたので4年目です。この新しいグラウンドで気持ちよくプレーが出来ています。

――大学サッカーと高校サッカーの雰囲気は違いますか?練習や私生活とか…。大学生となると、今まで以上に自立することになりますよね。

 そうですね。でも僕は、バイトするぐらいだったら帰って休んで、という考えですね(笑)ですから、今もそうですが、とにかく少しでも上手くなりたいと思い、日々練習に取り組んでいます。

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