1月6日、第96回全国高校サッカー選手権の準決勝第2試合に悲願の日本一を狙う前回大会準優勝の前橋育英(群馬)が登場し、長野県勢初の4強となった上田西(長野)と対戦した。
 試合は序盤からアルビレックス新潟に来季加入内定のDF渡邊泰基擁、ガンバ大阪加入内定のCB松田陸擁する前橋育英のペースで進むと、24分に前橋育英がDF松田のゴールによって先制。さらに、直後の27分にもFW飯島陸が今大会6得点目となるゴールを奪いリードを2点とする。29分に前橋育英は県予選を通じ初失点を喫するも、その後も前橋育英は攻撃の手を緩めず得点を重ね6-1で勝利し2大会連続で決勝進出を決めた。
 決勝に駒を進めた前橋育英は夏冬連覇を狙う流通経済大柏(千葉)と8日に決勝を戦う。一方、ここまで快進撃を続けた上田西だったが、ついに準決勝で彼らの熱い冬の挑戦は終焉を迎えた。

▽第96回全国高校サッカー選手権 
第96回全国高校サッカー選手権日程結果一覧