FC東京は3月3日に明治安田生命J1リーグ第2節の「FC東京vsベガルタ仙台」終了後に、1月26日にベガルタ仙台より現役引退が発表された元日本代表の平山相太氏の引退セレモニーを行った。現役生活に別れを告げた平山氏は今後は仙台大に進学し、指導者を目指す。
 国見(長崎)高校時代に“怪物”と呼ばれた平山氏は高校サッカー選手権大会の通算得点記録1位。1大会得点記録でも日本代表FW大迫勇也(現FCケルン)に次ぐ2位に位置している。また、史上初の全国選手権2大会連続得点王に輝いた。高校卒業後は筑波大に進学も、休学しオランダ1部ヘラクレスでプロデビュー。その後、筑波大を中退しFC東京に移籍するとJ1で168試合に出場し、33ゴールを記録した。