前半戦もいよいよ佳境に入ってきた東京Tリーグ。5月1日から5月14日までの結果をおさらいしよう。

T1リーグは第6節1試合、第8節4試合が行われた。
 第6節、実践学園都立三鷹中等教育学校は75分、天下谷真太郎の決勝ゴールで2対1で実践学園が勝利。
 第8節、東京朝鮮中高級学校成立学園は、前半3得点を獲得した成立学園が試合を支配。4対1で東京朝鮮中高級学校を下した。堀越対駒澤大学高等学校は、安藤丈がハットトリックを決めるなど活躍。堀越も一度は追いつくものの、後半突き放した駒澤大学高等学校が4対2で勝利。都立三鷹対帝京は、帝京が前半にゴールラッシュを見せる。都立三鷹中等教育学校も後半2点を返し追い上げるも、5対2と追いつくことはできなかった。実践学園とFCトリプレッタユースは実践学園1点リードで迎えた後半アディショナルタイム、FCトリプレッタユース・片岡竜雅の劇的な同点ゴールが決まり引き分けに終わった。

T2リーグは第8節3試合が行われた。
 大成対東京実は、大成が2対0で勝利。都立東久留米総合と都立駒場の対戦は後半2得点をあげた都立東久留米総合が逆転で勝利。関東高校サッカー大会予選のリベンジを果たし、リーグも首位に返り咲いた。日本学園対国士舘は2対2の引き分け。前半2得点の日本学園は惜しくもリードを守り切れなかった。

T3リーグAブロックは第3節5試合が行われた。
 暁星高等学校対実践学園(B)はお互い決め手を欠き0対0の引き分け。東海大菅生正則学園は谷沢郁弥の1アシスト、1ゴールの活躍で東海大菅生が2対0で勝利。杉並FCユースと東農大一の対戦は、一進一退の好ゲームを制した杉並FCユースが2対1で勝利した。日大三足立学園の対戦は2対0で日大三が勝利。都立石神井対FC東京U-18(B)は岡崎慎のハットトリック、松岡瑠夢の2得点の活躍で5対0でFC東京U-18(B)が快勝した。

T3リーグBブロックは第3節4試合。
 早稲田実業対武蔵は終始試合をペースを握った早稲田実業が3対0で勝利。かえつ有明都立日野台の対戦は、2対1と、かえつ有明が前半の2得点を守り切った。都立国分寺と東京成徳大は0対0の引き分け。都立東大和南保善は海老根涼太の活躍などで都立東大和南が2対1の逆転勝利を飾った。

T4リーグAブロックは試合が無く、Bブロック第3節2試合が行われた。
 都立野津田本郷の対戦は、前後半通じて効果的に得点を重ねた都立野津田が勝利。リーグでの得点も3試合で14に伸ばした。都立東久留米総合(B)対都立足立は、後半80分に八木澤峻、81分には加藤怜と立て続けに得点を決めた都立東久留米総合(B)が勝利した。

 関東高校サッカー大会東京都予選や総体の予選を勝ち進み日程変更が相次ぐTリーグ。レベルの高さを見せている形だ。予選での敗戦にリベンジを果たすチームや、見つかった課題を持ち帰り、トレーニングをして成果をリーグで発揮しているチームもある。様々な思惑や成長が見られるTリーグを、高校サッカードットコムは追っていきます!

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