(写真=矢島公彦)

 名門・静岡学園(静岡学園)が24年ぶりの優勝を目指して1月13日に第98回全国高校サッカー選手権大会決勝の舞台に立つ。最終決戦の相手は連覇を狙う青森山田(青森)。

 静岡県勢としても、2007年度決勝で流通経済大柏(千葉)に敗れ準優勝だった藤枝東以来12年ぶり(21回目)の決勝進出だ。今大会の静岡学園は5戦16得点無失点の堂々たる勝ち上がりを見せている。複数得点がストップした堅守の矢板中央(栃木)との準決勝でも攻める姿勢を貫き通し、最後の最後に鹿島アントラーズ加入内定のMF松村優太がPKを決め劇的勝利を挙げた。そして、13日に迎えるファイナル。同校初の単独優勝を目指して大会連覇、そして高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグとの2冠を狙う浦和レッズ加入内定のMF武田英寿と横浜FC加入内定のMF古宿理久ら擁する青森山田に挑む。


▽第98回全国高校サッカー選手権
第98回全国高校サッカー選手権