帝京のDF入江羚介(写真=多田哲平)

 帝京の逸材SBが、怪我を乗り越え、ようやく先発復帰を果たした。

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 DF入江羚介(3年)は1年次からトップチームで活躍してU-16日本代表候補に選出されると、今年3月にはU-19日本代表候補にも名を連ねた。今年4月の練習試合でケガをしてから長期離脱を余儀なくされたものの9月に復帰。

 そして10月15日、第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Aブロック3回戦・保善戦で、ようやく復帰後初先発を飾った。

 保善戦では主戦場の左サイドでフル出場。前半から精力的なオーバーラップで攻撃に厚みをもたらし、5-0の快勝に貢献した。持ち味である高精度の左足も健在で、78分には絶妙なスルーパスで決定機を演出している。

 ただし公式戦で80分以上プレーしたのは久々とあって、スタミナ面での課題は残る。日比威監督は「前半は良かったですけど、後半になったら運動量が明らかに落ちた。要所でボールをもらう動きが遅れ、足がつり始めて、受けたいけど受けられない。トレーニング不足で、まだしんどさがあるのかもしれない」と指摘した。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選