帝京のDF大田知輝(写真=多田哲平)

 帝京は10月23日、第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Aブロック準々決勝で多摩大目黒を3-0で下して準決勝へと駒を進めた。

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 この試合でとりわけ大きな存在感を発揮したのが、DF大田知輝(3年)だった。

 CBで先発出場すると、スコアレスで迎えた72分にCKから豪快なヘディングを突き刺した。攻め込みながらも最終局面でなかなか崩しきれない時間が続いていたなかで決めた待望の先制ゴールであり、チームを勢いづかせる一発だった。

 それでも大田は「これで満足しないようにやっていきたい」と表情を緩めない。

 「1点取れたのは良かったですけど、クロスバーに当てたシーンもあった。仕留められるところを突き詰めていかないと、ここから先、よりレベルが上がったら身長が高い相手も増えると思うし、もっと大事な場面で取れないのかなと」

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選