武南はPK戦の末に昌平を下す(写真=風間久志)

 2月18日、令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)の準決勝が昌平高校グラウンドで行われ、昌平武南が対戦。武南が第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選優勝の昌平をPK戦の末に下して決勝進出を果たした。

 最終ラインからボールをつなぎ、立ち上がりから主導権を握る昌平は5分にMF7三浦悠代(1年)のゴールで先制。その後も試合のペースを握り、武南ゴールに迫るものの、武南ディフェンス陣が踏ん張り前半を1-0で折り返す。

 後半に入ると45分、武南はCKを起点にDF2島崎貴博(2年)のヘディングシュートで試合を振り出しに戻す。追い付かれた昌平は52分、先制ゴールのMF三浦が2点目を奪い勝ち越し。しかし武南は試合終了間際にMF7川上旺祐(2年)のボレー弾で再び試合を振り出しに戻すと、試合は延長戦へ。しかし延長戦では両チームスコアを動かすことはできずPK戦へと突入すると、PK戦を武南が4-3で制し、決勝進出を決めた。

 翌19日の決勝では東京成徳大深谷武蔵越生の勝者と対戦する。

▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)