中村俊輔氏(左)と対談する遠藤航選手(右)

 コンテンツプラットフォームの「シンクロナス」で配信されている「月刊・遠藤航」。日本代表MF遠藤航選手がサッカーを戦術的な視点で語る企画だ。

 2022年8月に配信された5回目のテーマは「憧れの人」。少年時代に憧れていたという中村俊輔氏をゲストに迎えて対談を実施している。ここではその一部を紹介する。

【中村俊輔×遠藤航】特別対談 第1回「憧れの人が見るピッチの視界」

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 編集部 遠藤さんの憧れの人が俊輔さんだとお聞きして……

 中村 いや違うでしょ、あいつだったら絶対くるなっていう(笑)

 遠藤 いやいや(笑)小学校・中学校時代から見てました。子供の頃ずっと。僕も戸塚出身なので。親父によく連れて行ってもらって、マリノスの試合を見に行って。

 中村 マリノスのプライマリー?ジュニアユース出身?

 遠藤 その辺はセレクション受けて落ちて、中学校も部活でやっていました。

 中村 すごいね、下積みが。這い上がったっていう感じだよね。

 遠藤 本当に小学校からずっと(俊輔さんの)試合を見てて、当時フォワードとかトップ下をやってたんで、右利きなのに左でフリーキックの練習したりとかしてたぐらい本当にずっと見てました。(俊輔さんが)最後レッジーナに移籍する時の試合とかも見に行って最後ホームの。コーナーキックを蹴る度にフラッシュがバーっとなっているのを上から見てました。

 中村 そういうあれだったんだね。何年生ぐらい?

 遠藤 小学校5年生・6年生とか多分それぐらいだったと思います。

 中村 ワールドカップ(メンバー)に落ちた年に移籍したから。6月に。

(注:2002年、横浜F・マリノスからセリエAのレッジーナに移籍。3年契約を結んだ。当時24歳)

 遠藤 僕は9歳とかそのぐらいです。しょっちゅうスタジアムに見に行ってましたね。

 中村 そうなるよね。俺も小さい時に親父に三ツ沢(球技場)連れて行ってもらって、日産自動車対読売でラモスさんと(三浦)カズさんいて、日産は(木村)和司さんと水沼さんとか。そういうのは何か自然と憧れになっちゃう。

 それで練習場に見に行って初めて和司さんのフリーキックを見たときに、「こんなにボール曲げるんだ!」「あんなに脚上げるんだ!」ってなって、それで真似から始まってっていう。そういうのって大きいよね。俺も親父に三ツ沢とか連れて行ってもらってラッキーだなっていうか。ありがたかったなっていうのはありますね。

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 この対談の詳しい模様はこちらから視聴可能だ。

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