今年、12月30日に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開幕する第93回高校サッカー選手権大会。今週末8日、9日には新たに12県で代表校が決まる!近畿・中国地方からはこの3県!

【兵庫】
 新人戦、総体に続いて県内3冠を目指した神戸弘陵がラウンド8で姿を消した兵庫県大会。決勝には初の全国を狙う三田学園が進出。ここまで“挑戦者”の快進撃を支えてきた堅い守備が迎える決勝でも鍵を握りそうだ。

対するは2年ぶり18度目の全国を目指す滝川第二。今大会初戦ではいきなり延長戦を戦うなど格下相手に苦戦、厳しい船出を強いられたがその後は確実な勝ち上がりを見せてきた。10年以来の日本一へまずは県大会決勝、難敵を迎え撃つ。9日、三木総合防災公園陸上競技場でキックオフ予定。

【岡山】
 近年岡山の覇権を分け合ってきた両雄が決勝に登場。05年から一昨年まで8年連続での全国出場を果たし、06年には全国準優勝を果たした作陽。開幕前に予想された通りの勝ち上がりで通算22度目の全国へ大手を掛けた。昨年決勝で敗れ連続出場を止められた因縁の相手、玉野光南撃破に燃える。一方の対戦相手、玉野光南には名門作陽の対抗一番手として、そして昨年度王者としての意地がある。両者譲れない岡山頂上決戦は9日、カンコースタジアムで勝負が決す。

【鳥取】
 現在4連覇中と今や県内では敵なし、無類の強さを見せつける米子北の優勝が確実視される鳥取県大会。県内で全国出場回数トップを誇る米子工にあと1と迫る通算10度目の全国切符はほぼ間違いないだろう。09年の総体準優勝から始まり今季のプリンスリーグでも上位に食い込むなど多くの実績を着々と積み上げてきた米子北は鳥取に新たな風を吹き込もうと番狂わせに意気込む米子東相手にどんな戦いぶりを見せるのか。決勝は8日、とりぎんバードスタジアムで行われる。

【高校サッカードットコム】
ドットコムTwitter
ドットコムfacebook