今年、12月30日に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開幕する第93回高校サッカー選手権大会。今週末いよいよ全47都道府県で代表決定!

【新潟■決勝:開志学園JSCvs加茂暁星】
 共に初の選手権を目指す両雄の激突となった新潟県大会ファイナル。開志学園JSC加茂暁星が大一番に登場する。苦しみながらも突破した3回戦を経て、迎えた4回戦以降危なげない勝ち上がりで決勝進出を決めた開志学園JSC。昨年、一昨年と2年連続で敗れている決勝の舞台、まさに“鬼門”で勝利を掴むことはできるのか。

その総体王者と対峙するは新潟明訓新潟工ら格上を立て続けに破る快進撃を見せる加茂暁星。台風の目として脚光を浴びるチームは勢いそのままに大一番での勝利を誓う。15日、デンカビッグスワンスタジアムでキックオフ。

【静岡■決勝:藤枝東vs静岡学園】
 伝統の藤色を身にまとい連覇を目指す藤枝東と、「静学」や「学園」の愛称で親しまれる名門校、静岡学園の決勝となった静岡県大会決勝。常葉橘浜松開誠館らを退けてきた藤枝東藤枝明誠らを下した静岡学園。各校の実力均衡が顕著なサッカー王国において両校が激突する決勝戦は意外にも8年ぶりの実現。注目の静岡王者の座を射止めるのは果たして。15日、エコパスタジアムで行われる。

【愛知■決勝:東邦vs中京大中京】
 有力校の順当な勝ち上がりが目立った愛知県大会。先週末の準決勝を終え、2年ぶり5度目の選手権出場を目指す東邦と3年ぶり14度目の全国を狙う中京大中京による決勝戦が決定した。夏の総体との2冠を狙う中京大中京はシードを得て臨んだ初戦、8対0の大勝で好スタートを切るとその後も熱田岡崎城西ら全国出場の経験を持つ強敵を一蹴。2回戦敗退と悔しさを味わった総体のリベンジを果たすべくこの選手権に賭ける思いは強い。15日、名古屋市瑞穂陸上競技場でキックオフ。.

【岐阜■決勝:帝京大可児vs岐阜工】
 2年ぶりの全国を目指す総体王者、帝京大可児と連覇を狙う通算24回の選手権出場を誇る岐阜工のファイナルとなった岐阜県大会。岐阜を代表する実力校が激突する一戦のポイントは両チームの攻撃陣。ここまで互いに3試合を戦い、未だに無失点を継続するなど守備の安定感が光る両チームにおいて、その守備を崩すことが求められる攻撃陣の活躍は勝利に必要不可欠。ロースコアの接戦が予想される決勝は15日、長良川球技メドウで行われる。

【三重■決勝:宇治山田商vs四日市中央工】
 7連覇を目指す四日市中央工、通算32回目の全国出場に向けて視界は良好か。今夏の総体決勝で敗れた相手である海星が8強で姿を消す番狂わせを尻目に、ここまで苦しみながらも勝ち上がりを見せてきた。延長戦の末、近大高専を退けた準々決勝に続き準決勝でも110間も死闘を経て三重に引導を渡した。91年以来の日本一へ、四日市中央工がその挑戦権を賭け臨む宇治山田商との決勝は15日、鈴鹿スポーツガーデンで行われる。

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