【大阪■決勝:履正社vs阪南大】
プリンスリーグ関西で熾烈な優勝を繰り広げている2校が選ばれしファイナリストとして決勝に登場する大阪大会。堂々の首位を走る履正社と逆転優勝の可能性を残し2位につける阪南大。今夏の総体代表校である大阪桐蔭、金光大阪をそれぞれ準決勝で破り決勝まで勝ち上がってきた。今季のリーグ戦における対戦成績は1勝1敗の五分と力の差は見られない。果たして大阪王者に輝くのはどちらのチームか。15日、キンチョウスタジアムで行われる。
【京都■決勝:京都橘vs立命館宇治】
一昨年の全国準優勝に続き昨年も4強入りと全国の舞台で結果を残してきた京都橘が今年も順調に県大会決勝まで到達。プレミアリーグWESTで凌ぎを削り合ってきた東山と激突した準々決勝では逆転勝利を収め3連覇の夢を繋ぐと、続く準決勝でも福知山成美に2対0で勝利。3年ぶりの京都王座奪還に燃える立命館宇治の挑戦を受けて立つ決勝、注目の結果やいかに。15日、西京極陸上競技場で行われる。
【奈良■決勝:郡山vs五條】
新鮮な4強の顔ぶれとなった奈良県大会。県内最多全国出場回数を誇る奈良育英、2年ぶりの全国を狙った香芝らが準々決勝で敗退する中、昨年度優勝校一条を除く、郡山、平城、五條の3チームが全国未経験と新たな風が吹き込んでいる。9日の準決勝を経て、郡山と五條の決勝戦が決まった。どちらが勝っても初優勝、そして初の全国切符となる一戦は15日、県立橿原公苑陸上競技場で決まる。
【和歌山■決勝:初芝橋本vs近大和歌山】
昨年度優勝校にして今夏の総体を制した初芝橋本を優勝候補筆頭に繰り広げられてきた和歌山県大会。目立った波乱はなく、連覇に突き進む初芝橋本と5年ぶりの選手権を目指す近大和歌山がファイナルへと駒を進め、前回大会の決勝カードが再現される形となった。初芝橋本が王座を死守するのか、それとも近大和歌山がリベンジを果たすのか。運命の決勝は16日、紀三井寺公園陸上競技場でキックオフ。