11月23日に第95回全国高校サッカー選手権京都予選決勝が西京極陸上競技場で開催され、U-19日本代表FW岩崎悠人擁する京都橘京都産大附を1-0で下し5年連続6回目となる全国選手権出場を決め、全国選手権全48の代表校(東京は2)が出揃った。

 各地で選手権常連校、強豪校が敗退した今年度の選手権予選。石川では17連覇中で全国選手権4年連続4強以上の星稜鵬学園に決勝で敗れ選手権出場を逃した。東京では前回全国準優勝の國學院久我山帝京に敗れ初戦敗退。また、プレミア勢の大津(熊本)、神戸弘陵(兵庫)、流通経済大柏(千葉)や今夏の総体4強の昌平(埼玉)、同8強の履正社(大阪)、県内2冠だった静岡学園(静岡)、県予選4連覇を狙った矢板中央(栃木)、県予選2連覇中だった中京大中京(愛知)、新人戦総体予選、県1部リーグ制覇の帝京大可児(岐阜)らも全国への扉を閉ざされた。

 その一方で、昨年度の優勝校、東福岡(福岡)、県予選20連覇を達成した青森山田(青森)、夏の全国準優勝の流通経済大柏とのライバル対決を制した夏の王者・市立船橋(千葉)、第92回大会全国優勝の富山第一(富山)らは県大会を制し全国切符を手にした。

 注目の全国高校サッカー選手権は12月30日に開幕を迎える。

代表校と代表決定日時は以下の通り。

■代表校一覧
▽北海道・東北
北海道旭川実(4年ぶり5回目)
青森青森山田(20年連続22回目)
岩手遠野(4年連続26回目)
秋田秋田商(2年連続42回目)
宮城聖和学園(3年連続4回目)
山形山形中央(4年ぶり11回目)
福島尚志(3年連続8回目)

▽関東
茨城鹿島学園(4年ぶり8回目)
栃木佐野日大(4年ぶり8回目)
群馬前橋育英(3年連続20回目)
埼玉正智深谷(2年連続2回目)
千葉市立船橋(2年連続21回目)
東京駒澤大学高等学校(2年連続3回目)
東京関東一(初出場)
※大会後の抽選により、東京Aが駒澤大学高等学校、東京Bが関東一へ 
神奈川桐光学園(2年連続10回目)
山梨山梨学院高等学校(2年ぶり5回目)

▽東海・北信越
新潟帝京長岡(3年ぶり5回目)
長野:創造学園(4年ぶり2回目)
富山富山第一(2年連続27回目)
石川鵬学園(初出場)
福井北陸(5年ぶり4回目)
静岡藤枝明誠(7年ぶり2回目)
愛知東邦(4年ぶり5回目)
岐阜中京(初出場)
三重三重海星(初出場)

▽関西
滋賀野洲(2年連続10回目)
京都京都橘(5年連続6回目)
奈良一条(3年ぶり7回目)
和歌山和歌山北(4年ぶり10回目)
大阪東海大仰星(4年ぶり5回目)
兵庫滝川第二(2年ぶり19回目)

▽中国・四国
鳥取米子北(7年連続12回目)
島根立正大淞南(2年ぶり15回目)
岡山岡山学芸館(初出場)
広島広島皆実(4年連続13回目)
山口高川学園(2年ぶり23回目)
香川高松商(11年ぶり22回目)
徳島徳島市立(2年ぶり15回目)
愛媛松山北(2年ぶり5回目)
高知明徳義塾(3年連続7回目)

▽九州・沖縄
福岡東福岡(4年連続18回目)
佐賀佐賀東(2年ぶり9回目)
長崎長崎総科大附(2年ぶり4回目)
大分大分(2年連続9回目)
熊本ルーテル学院(5年ぶり4回目)
宮崎鵬翔(4年ぶり13回目)
鹿児島鹿児島城西(3年連続7回目)
沖縄那覇西(2年連続15回目)

▽第95回全国高校サッカー選手権予選
第95回全国高校サッカー選手権予選日程結果一覧