5日、高校サッカー選手権準々決勝第2試合、日大藤沢(神奈川)vs 静岡学園(静岡) が浦和駒場スタジアムで行われた。

 初のベスト4進出をかける日大藤沢、19年ぶりの優勝を目指す静岡学園の一戦は素晴らしい大熱戦となった。

 両チームとも、ゴールを割れないまま前半を0対0で折り返す。ついに、試合が動いたのは69分。日大藤沢は前田マイケル純が胸で押し込んで先制点を挙げる。しかし、その直後に静岡学園は本藤風太のゴールですぐさま試合を振り出しに戻す。

 刻一刻と後半終了が近づく中、この準々決勝に相応しい接戦に決着をつけたのは、途中出場の今井裕太。78分、田場ディエゴのスルーパスを今井裕が見事にこれを決め、2対1と勝ち越しに成功する。試合は、このまま2対1で日大藤沢が競り勝った。

 準々決勝を制した、日大藤沢は10日に決勝を懸け、星稜と準決勝を戦う。

準々決勝
日大藤沢(神奈川)2-1静岡学園(静岡)  

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