東京都社会人リーグ1部第9節、HBO東京とスぺリオ城北の一戦が行われた。昇格レースについていく為にこれ以上ポイントを落とせないHBO東京。対するは残留の為に少しでも多くの勝ち点を稼ぎたいスぺリオ城北。スペイン城北は東京都1部ながら多くの応援団を引き連れて試合に臨んだ。

 HBO東京の布陣はGKに柿沼、DFラインは右から工藤、村中、原島、米窪、ボランチに佐藤、2列目には向井、桜井、3トップは右から三野、佐々木、平山で臨んだ。開始早々どちらもアグレッシブにゴールを狙っていった。

 前半6分、HBO東京米窪が左サイドで何とか残しあげたクロスに佐々木が合わせる。しかし、これは枠の外。対するスぺリオ城北は直後の前半10分、コーナーキックから2番が頭で合わせ先制点を奪取。

 なんとか前半の内に追いつきたいHBO東京。ここから猛攻を仕掛ける。前半30分、中盤の佐藤から右サイドを上がった工藤、平山と繋ぎ、平山がシュートを放つもこれはゴール右にそれる。前半31分にはエース佐々木がゴール前でGKと一対一を迎えるも、これはGKに行く手を阻まれてしまう。前半37分には、絶好の位置からのFKのチャンスに平山が右上隅ギリギリのコースを攻めるもこれはGKのスーパーセーブに阻まれる。

 攻める時間が続くも中々ゴールをこじ開けられない。しかし、前半38分遂にゲームが再び動く。右サイドからのクロスにファーサイドで待っていた米窪がしっかりと合わせ試合を振り出しに戻す。

 そして、ここで前半終了。ボールを主体的に保持し、相手ゴールに迫る時間が比較的多かったHBO東京に対し、スぺリオ城北は集中したブロックでの守備と相手のミスを狙い続けるツートップでゴールを脅かした。

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