4月23日、東京都1部リーグ第3節、HBO東京対Cerveza FCの試合が行われた。

 HBO東京はGK田辺、DFラインは右から西野、内田、米窪、糸井、MFは右から野口、名雪、伊藤、田野、ツートップは鹿島学園時代の名コンビ佐々木、平山の4-4-2で臨んだ。

 前半スタートと共に両者プレッシャーを掛け合うが、暑さもあり、両者10分以降は大人な戦い方に切り替えた。ボールを持ったら自分達のペースで攻め、奪われたら一定のラインを保ちながら取りに行く、見合った状態が続いた。そんな中、前半18分、HBO東京の佐々木が一瞬の隙をついてボールを奪う。そのままGKの位置を見て鮮やかなループミドルシュート。これが決まり1-0となる。

 しかし、ピッチを上げたCervezaの11番が鋭いターンから、タイミングをずらしたシュートでゴールを決める。これで1-1の同点となる。相手のエースをここまで抑えていた初めてのCBコンビ米窪、内田も肩を落とす。

 前半20分、HBO東京糸井が、佐々木とのワンツーで左サイドを抜け出し、相手DF2人を置き去りにする。このボールを中央で受けた平山がシュートを放つもこれはゴールならず。前半21分、HBO東京平山がプルアウェイの動きをすると絶妙なタイミングで佐々木からパスがくる。一対一の場面を迎えるも、キーパーがボールを弾く。なんとかリードを取り戻したいHBO東京、前半42分、抜け出した佐々木が冷静にGKとの一対一を沈め、2-1とリードをする。このままリードを守り、HBO東京が2-1で折り返す。

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