写真:選手名鑑より。國學院久我山FW澁谷雅也

國學院久我山、明秀学園日立撃破で16強入り!

 1月2日、第94回全国高等学校サッカー選手権大会2回戦で東京A代表の國學院久我山と茨城代表の明秀学園日立が味の素フィールド西が丘で激突した。

 國學院久我山のフォーメーション4-3-3。GKは1年生の1番平田周、DF右からキャプテン5番宮原直央、2番野村京平、1年生の上加世田達也、6番山本研が並ぶ。中盤3枚はダブルボランチに3番知久航介と7番鈴木遥太郎が並びトップ下に14番名倉巧。FW右に8番内桶峻、左に9番小林和樹、そしてセンターが10番エースの澁谷雅也の布陣。

 対する明秀日立は4-4-2。GKは12番宮田英幸、DF右から4番秋山峻耶、2番小池架惟斗、3番江本光、22番菅野佑哉、ボランチ2枚が6番桜井太一と5番大野拓朗、サイドハーフに11番伊藤駿介、7番林大地、ツートップに8番本田光に10番吉田知樹が並ぶ。

 試合は明秀日立のハイプレスを國學院久我山が受けて立つ展開となった。立ち上がりは明秀日立の動きがいいプレスがはまりペースを握る。ファーストシュートを8番本田が放つ。その後はお互いシュートまで持ち込ませない集中した守りで主導権争いが一層激しくなる。30分すぎると國學院久我山がエース渋谷を中心に8番内桶、9番小林、14番名倉が鋭い突破とコンビネーションで徐々にゴールに迫る。それでも明秀日立堅守は破れず前半はスコアレスドローで後半を迎える。

 後半1分に國學院久我山10番渋谷のシュートで始まった後半は國學院久我山ペースで時間が進む。13分に明秀日立は5番大野に替え3番前川を投入。15分にも8番本田に替わりスパーサブの20番小磯がピッチへ。残り時間と共にお互い攻めあう時間が続くがスコアが動いたのは21分GKからボールを繋ぐと14番名倉のスルーパスに反応したエース10番渋谷が3人に囲まれながらもPA外から右足一閃。ゴール左隅に突き刺した先制点を奪う。 

 失点後23分に流れを変えたい明秀日立は最後のカードを切る。11番伊藤に替え17番石川を投入。しかし35分にゲームは動く。國學院久我山が左サイドPA付近でFKを得るとキッカーはこの日すべてのセットプレーを任せられている6番山本が素晴らしい直接FKを叩き込み、國學院にとっては大きな追加点。苦しい展開の明秀日立は失点後キックオフから味方が繋いでくれたセカンドライフを拾い得意でない右足でゴールを奪う。このゴールでチームの士気も上がる。

 ラスト3分。ロングボールを多用してゴールを狙う明秀日立がセンターライン付近でFKを得る。GKも上がり、ラストプレーのこのチャンス。7番林が放り込んだボールは混戦から2番小池がヘディングでゴールを狙いと相手DFにゴールライン付近でクリアされるが判定はゴール。なんとそのまま試合終了で勝敗はPK戦にゆだねられた。

 國學院久我山1年生GK1番平田が2番手3番手をシャットアウトすると、明秀日立は4番手がゴール枠を捉えることが出来ず、2-2(PK1-3)で國學院久我山が明秀日立の思いも背負い次のステージ進む。

(文・佐々木竜太)