Bブロック決勝、浦和東(埼玉2位)vs駒澤大学高等学校(東京2位)の一戦が6月2日、保土ヶ谷公園サッカー場で行われた。平日にもかかわらず熱心な応援団が駆けつけ、スタンドは両校のカラー、赤色に染まった。

 試合序盤、浦和東がややペースを握った。両サイドから流れるような攻撃を繰り出し、徐々にその精度を上げていく。一方の駒澤大学高等学校も安藤丈にボールが集まり出し、チャンスを作っていく。

 20分、その安藤丈がゴール前、フリーでボールを受ける。狙いすましたようにゴール左をめがけてシュートを放つが、これを浦和東GK・稲葉幸太が会心のセーブ。高い集中力と冷静さを見せれば、浦和東・小濱陽平が右サイドから強烈なシュートを放つも、今度は駒澤大学高等学校GK・守屋樹が右足一本でセーブ。お互い先制点を許さないと気迫を見せる。

 そして前半38分、ついに試合が動く。ゴール前へと駆けこんだ浦和東・佐藤直輝が後ろからのボールを倒れ込みながらもシュート。ボールは無人のゴールへ吸い込まれ、浦和東が先制。そのまま1対0で折り返す。

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