15日、都立東久留米総合高校と多摩大目黒高校の一戦が、都立東久留米総合高校のグランドで行われた。両校はT2リーグで、8月31日に戦っており、その時は多摩大目黒が1対0で勝利。都立東久留米総合としては雪辱を果たしたい試合だ。

 都立東久留米総合は4-4-2の布陣。FWに長身の新倉一寿と今村優太をターゲットに攻めていく対する多摩大目黒は4-5-1。堀越大蔵を中心に試合を組み立てていきたい。
 試合は都立東久留米総合のキックオフで開始。立ち上がりは両校ともに少し硬さが見られ、ボールがなかなか落ち着かない。

 10分まではお互いシュートチャンスを作れずに進んだが、前半11分に都立東久留米総合が今村のパスから白井穂がシュートを放つも、クロスバーの上。
 多摩大目黒は前半18分中央でボールを繋ぎ、最後は小池寿茉がシュートを放つも都立東久留米総合DFがこれをブロック。

 この時間帯から両チームゴール前までボールを運べるようになり、前半34分多摩大目黒がカウンターから赤坂敦也、堀越とつなぎ決定的な場面を作るも、都立東久留米総合GK長江涼がナイスセーブ。だが徐々に多摩大目黒が押し気味の展開に。

 試合が動いたのは前半36分。多摩大目黒が中央でボールを繋ぎ堀越がスルーパスに反応し待望の先制ゴール。
 前半のうちに追いつきたい都立東久留米総合は前半39分右サイドから永井恒輝のクロスに今村がヘディングシュートをするも、クロスバーの上。

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