試合風景

試合風景(城北vs武蔵野)

開始10分で3得点!攻撃力の城北、4強入り決める!

 東京都新人戦第3地区は11月29日、いよいよ準々決勝に突入。城北高校グラウンドでは2試合が行われた。第1試合は城北vs武蔵野城北は2回戦は10対0、3回戦は6対0と攻撃力を武器に勝ち上がってきた。対する武蔵野は、初戦の2回戦を1対0と接戦でモノにすると、3回戦では大東大一を相手にスコアレスのままPK戦へ。5対4でPK戦を制し、堅守で勝ち上がってきた。

 試合は早々に動く。3分、城北は中央ゴール前にボールを運び、武蔵野守備陣を十分にひきつけたところで左サイドにボールを出す。そこへ走り込みボールを受けた13番が落ち着いてゴールへとボールを運び、城北が先制に成功する。勢いに乗る城北は6分、9分と立て続けに得点。開始10分で3点を奪い試合の主導権をがっちりと握り込む。

 一方武蔵野は立ち上がりこそ城北陣内に攻め込んだものの、その後はシュートまで持っていけず、苦しい展開。そんな中でも攻め手を緩めない城北は26分、9番がゴール前で粘り守備陣を引きつけ、フリーの18番へとパス。18番がこれをゴールへと沈め4対0。29分にも13番がフリーでパスを受け、シュートをゴールへ突き刺す等、前半を5対0と城北の大量リードで折り返す。

 後半に入ってもその流れは変わらず城北ペースで試合が進むが、武蔵野GKが好守を連発。ゴールを割らせない。
しかし39分、城北は左サイドを突破し中央へセンタリングを上げる。待ち構えていた14番は、GKの頭をふわりと超えるループシュートを放ち、ネットを揺らす。次なる準決勝に弾みをつけるゴールで6対0とし、武蔵野を一蹴した。

(文・写真 編集部)