後半、開始早々、前へ出るしかない東海大高輪台が序盤から攻勢に出る。
 後半1分、ゴール正面でボールをキープした武市がミドルシュートを狙うもクロスバーの上。
 同7分、左サイドを駆け上がった4番が良いタイミングでクロスを上げるが、わずかに合わず。
 直後、ゴール左でボールを受けた渡邊が中央に切り返し、そのままシュートを放つもこれはGK正面。得点にこそならないが、必ずシュートで終わるという東海大高輪台の姿勢が見てとれる。

 同17分にも、この日、再三、素晴らしいオーバーラップを見せている東海大高輪台の4番がキレのある縦への突破から惜しいクロスを上げるが駿台学園のネットを揺らす事ができない。
 その後も積極的に仕掛ける東海大高輪台だが、駿台学園のDF陣にチャンスらしいチャンスを作らせてもらえず、このまま試合終了のホイッスル。

 9月15日の選手権二次予選で6対0と勝利した勢いそのままに、前半で試合を決めた駿台学園の勝利で終わった。

(取材・文=光森圭祐)

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