4月18日、T2リーグ第7節、都立駒場日本学園が行われた。前節、都立東久留米総合多摩大目黒の上位2チームが引き分けたため、ここで勝ち点3を奪い差を詰めておきたいリーグ3位の都立駒場
 一方、ここまでなかなか調子を出せずリーグ下位に沈んでいる日本学園は、前節今期初勝利の勢いを維持し、連勝を狙いたい。両チームの対戦は季節が逆戻りしたかのような冷たい霧雨の中行われた。

 試合は8分に日本学園が先制。続く10分にはゴール前のFKのチャンスから、都立駒場GKが弾くもおさえきれず、こぼれたところをシュート。日本学園は立て続けに2点をあげる。

 2点を奪ったことで、いい意味での余裕が見えてきた日本学園。判断が冴え、セカンドボールを確実に奪っていく。攻撃に人数をかけられるようになり、次々と攻撃の形を見せていく。10番・宮下流阿が右サイドに君臨し、霧雨に濡れたスリッピーで高速な芝を巧みに利用して都立駒場DF陣をかき回す。

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